『世界の職場から』ー海外研修(インターンシップ)支援メールマガジンを発行しています。内容は以下の通りで、海外インターンシップ希望者に役立つ情報を提供していきます。
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など。
メールマガジン見本 2005年月12月号
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『世界の職場から』 ー海外研修&インターンシップ支援マガジン−
2005年月12月号
http://www.euroamericans.com/melmaga.shtml
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海外研修生から届いた、最新のレポートをお送りいたします。
ユーロ・アメリカン教育協議会
海外研修生募集担当
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◎研修生レポートーアート・美術館
●『日本と英国の相違点ー教育プログラムが充実した英国の美術館』
ロンドン・ギャラリー(枡田さん)
「日本と英国の相違点は、まず近現代の美術を扱う、美術館、画廊の数が
挙げられます。東京の画廊の量は定かではありませんが、ロンドンの方が
多いように思います。
次に挙げられる点は入り易さ。正直、申し上げて私は生まれてこの方、友
達の展示の時以外は、東京で画廊に立ち寄った事がありませんでした。た
だの先入観と偏見ですが、以前は画廊に対して、絵を売りつけるとか、そう
いうようなちょっとした胡散臭さを感じていたものです。また、それを裏付け
るマーケットの大きさ。マーケットが大きければ、画廊や、美術館も増え、自
然淘汰も働き、質の良いものが残る。とはいえ、そうは言うものの、それによ
って、消費を意識したものに走ったり、ただ印象を与えるような作品が出てき
たりする恐れもあり、自然淘汰が一概に、質の良いものが残るとは言い切れ
ないでしょう。しかし、そうしたマーケットの大きさの中で、アーティストや、画
廊、美術館が切磋琢磨しているというのは事実だと思います。
そして、それを支えるのは人々の美術に対する関心や、理解だと思うのです。
美術館に限らず、画廊までもが、エデュケーションプランを充実させているとい
うのが双方に良い循環をもたらしているのではないかと思います。とりわけテ
ートモダンの休日の混雑ぶりは眼を見張るものがあります。日本で考えれば、
近代美術館にこれほど人が集まるなど、ジブリ展の時を除けば、殆どないでし
ょう。どちらが良いという事は一概には言えないし、また言うつもりもありませ
ん。日本の美術館も頑張っていると思うし、時折、素晴らしい展示も目にしま
す。しかしながら、その成果をより多くの人に見せるという努力に関しては、イ
ギリスに比べてはまだまだ遠く、また人々の美術に対する関心も左程高くな
い、というのが現状なのではないかと思いました。
●Q&A
Q:現在の研修先を見つけた経緯、研修内容。働いている人のバックグラウンド
A:研修先は、40件ほど履歴書を送り、返事のあったところで面接、そして採用と
いう運びとなりました。面接へは、40件の中で、5件ほど行きました。
研修内容は、デスクワークが主。時折、大工仕事など、アーティストの手伝い
電話応対など。企画立案などはそのままギャラリー、美術館の死活問題にな
ることはもちろんのこと、長いスパンで、計画するものなので、短期のインターン
では関わる事は、たとえ経験者でも、まず望めないでしょう。
働いている人のバックグラウンドは良く分かりませんが、概してハイソサエティー、
高学歴のような気がします。
Q:英国のアート関係や美術館・博物館でのインターン事情
A:ギャラリー、美術館、博物館にはよほど小さいところでない限りインターンをとる
ようです。ただ、現地の人間の間でも非常に人気な分野なので決して簡単では
ないように思います。
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◎研修生レポートー図書館
●『イギリスの図書館相互利用のシステムを学ぶ』
ロンドン公共図書館(河端さん)
「九月下旬より、遂に図書館での研修が始まり、今までの語学コースとは
全く違った忙しさの中で生活しています。私の研修先は、Londonの北に
位置するBarnet区の公立図書館で、16館あるbranchの中の2館で実際
に研修を行います。6週目までは、1館めの図書館で、選書・購入・登録
・配送・図書館間相互利用などを扱う部署にいます。
Barnet区でこういった形での研修生受入は全く初めてのことだそうで、本
当に温かく歓迎して頂いています。図書館を含むCulture部門の管理職
スタッフがコンタクトパーソンで、イギリスに出発する前から、国際電話で
インタビューを設定して頂き、研修のスケジュール表なども細かく用意し
て頂きました。実際に研修が始まってからも、図書館だけでなく、区の同
部門のメインオフィスのスタッフにもできるかぎり紹介され、各会議に同席
させてもらい、スタッフの一員として扱って頂いています。
私の研修には、二つの内容が盛り込まれています。一つは、私の希望の
、イギリスでの図書館間相互利用のシステムを学ぶ、というもので、もう一
つは、Barnet区の希望の、日本語蔵書の整備と、日本人利用者の獲得で
す。最初の6週間で相互利用を含む図書館システムを学び、次の4週間で、
日本語蔵書のあるもうひとつの図書館で、実際に現場に立って、カウンター
業務を学びながら、日本語蔵書の整備・購入、日本人コミュニティを対象に
したイベントなどの企画などを行う予定です。その後は両方を行き来して研
修予定です。学ぶだけでなく、実際に自分が結果を出さなければならない
ので、責任が大変重いのですが、それだけやりがいのあることだと感じて
います。まだまだこれからですが、頑張ってゆきたいと思っています。」
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◎研修生レポートー建築
●『楽しいのはやはり現場を訪れること』
ロンドン建築事務所(小林さん)
「私の研修先はロンドンの小さな建築事務所で、スタッフは私を入れ
て7人しかいません。研修生は私ともう一人デンマークの学生で、デ
ザインの仕事をするときには2人一緒に仕事をすることが多いです。
主な業務はCADによる図面の新規作成、訂正、業者への問い合わ
せやその他のちょっとした雑務です。雑務と言ってもオフィスのライブ
ラリ整理からマーケティング用のパネルやスライドショー作りまで、
様々です。
日々の業務の中で慣れるまで一番苦労したのは電話を受けることで
す。こちらからかける場合にはプロのオペレーターが出てくれますし用
件を聞くのも簡単なのですが、かかってくる電話は急用だったり外から
の電話だったりしますし、早口で言われるととにかく名前が聞き取れな
い!何回も聞きとれていないのに電話を切ってしまって怒られました。
楽しいのはやはり現場を訪れることです。日々自分が描いている図面
が実際カタチになるのを見ると感激してしまいます。先月は建築中のオ
フィスビルのファイルユニットの設計を任せてもらい、施主さんにプレゼン
する機会も頂きました。緊張しましたがいい経験になったと思います。
現在は前述の友人と2人でカムデンタウンの古いビルの改修設計を任さ
れて張り切っています。2月の研修終了までになんとかプレゼンまで仕
上げようとしているのでとても忙しいです。
研修先での業務とは別に取り組んでいることは自身の過去の作品のプ
レゼンです。事務所で働いていると学生のCVを目にすることも多いので
よい刺激になります。英語のポートフォリオができたらダメ元で他の建築
事務所にも送ってみるつもりです。」
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●『1年間を通して得られた成果』
ニューヨーク建築事務所(松村さん)
「インターンシップを始めはや6ヶ月が過ぎました。あっという間の半年で
した。研修期間を含めこの1年を振り返ってみようと思います。
私の場合、日本語・英語と半々の環境のため、語学力の成長はあまりな
いように思います。ただ、ビジネスにおける言葉の言い回しなどは少しず
つ使えるようになったように思います。まだまだ、勉強不足でこれからも意
欲的に勉強し続けないといけないと痛感しています。
インターンシップを通した専門的な成果ですが、実際働く現場にいさせて
もらい、この業種のさわりくらいは見ることができたと思います。仕事が進
んでいく過程を全部見ることは出来ませんでしたが、1部に携わることが
出来ました。大きな仕事などは1年、2年かけて取り組むため、半年では
短すぎました。日々の業務からCADのスキルや家具や材料など専門知
識は半年前に比べると成長したのではないかと思います。
今まではデザインするには知識がなさ過ぎましたが、少しずつでしが過程
や専門知識も判るようになってきたので、自分自身でデザインをできるよう
に、プロジェクトを回せるように今より知識を増やし、視野を広げていくことが
課題になります。
この1年で、貴重な体験をし、嬉しいこと、悲しいこと、つらいこと、みじめな
思いも多々あり、先を見失うこともあります。それを乗り越えるたびいろんな
人に支えられていることを知ります。この1年いろんな人に出会い、いろんな
ものを見、確かに考え方や視野は広がったと思います。社会や流行の入れ
替わりはとても早くそれに合わせて自分自身も変わっていかないといけない
と思っています。その中でもいろんな知識を入れると同時に、自分のやり方
や考え方をしっかり持つことが目標です。
こちらに残るにしろ、日本に帰るにしろ、ここでの経験は自分の人生に絶対
役立つものだと信じています。」
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